現在メンバー募集のオーディションを開催している新たな坂道グループ“青葉坂46”。オーディション募集締め切りに先駆け、9月18日に大阪会場にてオーディションセミナーが開催された。
今回、名古屋や大阪、東京の3都市で計4回にわたり実施されたこのオーディションセミナーには、会場ごとに異なる坂道メンバーが登壇。青葉坂46オーディションへの参加を検討する大勢の参加者を前に、各メンバーが自身のオーディションにまつわる過去の経験や当時の心境などを語りながら、参加者たちへアドバイスを届けていった。
大阪会場に登壇したのは、櫻坂46の山﨑天と日向坂46の正源司陽子。ともに関西出身ということもあり、2人はリラックスした様子を見せつつ、セミナー参加者に「今日は声を出しても全然大丈夫なんで。ここで声出しする?」と呼びかける一幕もあった。
山﨑は2018年の坂道合同オーディション出身、正源司は2022年の日向坂46 新メンバーオーディション出身と境遇は違うものの、それぞれ坂道グループへの憧れは大きかったという。そんな2人がオーディションを受けようと思ったきっかけを訊かれると、山﨑は「小学生の卒業式で、みんなの前で将来の夢を発表する場があって。私、本当に夢とかなかったので、『中学年の間に将来の夢を決めます』と言ったんです。そうしたら、中1の夏休みに好きだった坂道のオーディションがあると知って。『これは受けてみるしかない。チャンスかもしれない』と、初めて将来の夢に向けた挑戦をしたのが坂道合同オーディションでした」とコメント。
一方の正源司は「乃木坂46さんの5期生に従兄弟の五百城茉央がいたことが大きくて」と、自身の特殊な環境について説明。「私はそれまで普通に勉強を頑張っていて、このまま大学生になって、将来は教師になるのが夢だったんですけど、身近な存在が大好きな坂道グループのメンバーになったことで、小さい頃にラムネの入ったおもちゃのマイクを持って歌って踊るくらい、アイドルという存在に憧れを持っていたことを思い出したんです。ただ、受験して入った学校に通わせてもらっていたので、両親にはなかなか言い出せなくて。それでも、茉央ちゃんがアイドルになったことで膨らんだ風船がパンと弾けて、両親を何度も説得して応募しました」と、応募までの道のりを説明した。
オーディションまでの準備期間にしたことを尋ねられると、山﨑は「坂道メンバーってみんな白いじゃないですか。私はそれまで、なんならサンオイルとか塗っていたので、初めて日焼け止めの存在を知って(笑)。どれだけ効果があったかわからないですけど、意識は高まったと思います」、正源司は「歌唱審査でチルい曲を歌いたいと思ったので、指パッチンの練習をしました(笑)。でも、本番では日和ってしまってやらずじまいで終わりました」とこの2人らしいエピソードが飛び出し、「オーディション期間って限られた時間なので、成長の幅にも限界があると思うんです。だからこそ、今の自分を受け入れてもらえるかどうか、そのままをぶつけることが一番大事なんじゃないかな」と正源司が持論を語った。
関西出身の2人は、オーディションに合格してしばらくすると上京することになる。山﨑は「一番しんどかったのは転校すること。中学1年生だったから不安も大きかったし、関わる人がみんな自分よりも大人だったので、ちょっと怖かったです。でも、皆さん本当に優しくて」と、当時中学1年生だった彼女らしい意見が飛び出す。一方の正源司は、研修生期間にレッスンで東京へ通う時期が一番大変だったと明かし、「土日にレッスンに通うので、土曜の部活にも行けなくなったし、それまで勉強していた時間をレッスンに回すので、そこに追いつくのも大変で。正直、あの時期が私の中で一番険しい道でした。そのときに、お母さんが『この先、あなたはやっていけるの?』と何度も確認してくれて。それでも私は頑張りたかったし、あの素敵な先輩方にどうしても会いたいという思いがあったから、『続けさせてください!』と伝えました。人生で自分がどうしたいのか、しっかり向き合ういいタイミングでもあるので、皆さんにもぜひ有効活用してもらえたら」とエールを送る。
同期との人間関係は難しくなかったかという問いには、山﨑は「年の違いがあっても、みんな同期。確かに最初はお互いどうしたらいいんだろうっていう感じだったんですけど、活動を一緒にしていくにつれて、自然と絆って深まっていくんだなと思いましたし、メンバー同士にしかわからない悩みもあるので、同期にしか話せないことが増えて、どんどん仲も深まっていくなと思います」と回答。正源司も「本当に時間が解決してくれるといいますか。私たちの場合は、一番下の渡辺莉奈と一番上の平岡海月とで7歳差があって、私も下から2番目ぐらい。それに、出身地も育ってきた環境も全然違うので、どうしたらいいんだろうとは思ったんですけど、坂道って本当に愛に溢れた方ばかりなんですよ。みんな愛を持って接してくれるからこそ、自然と仲良くなれました」と、自身の経験を語った。
最後に、青葉坂46オーディションに応募しようと考えている“未来の後輩”に向けて、山﨑は「結果よりも、私は挑戦することの内容とか挑戦したときの達成感とか、そういうことを掴んでいってほしいなと思います。私は坂道合同オーディション受けた身なので、理解できることも多いはず。サポートできる限りのことはしようと思うので、なんか不安なことあったらいつでも何でも言ってくれたら嬉しいです。頑張ってください」とコメント。正源司も「おもちゃのマイクを持って歌っていた子供の頃の私が、今はご縁があって本物のマイクを持って歌っているんですけど、いつも舞台に立つ前に『ああ、夢が叶ったんだな』って思うんです。『文系理系、どうしよう?』と迷っていた、普通の高校1年生だった私がここに立たせていただいてるのって、あのときちゃんと向き合おうって決めた自分がいたからでもあるのかなとも思うので、ぜひ皆さん自分の人生と向き合いたいと思ったのなら、ぜひここに来てほしいなって思います」と彼女らしい言葉で、セミナー参加者にメッセージを送った。

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