現在メンバー募集のオーディションを開催している新たな坂道グループ“青葉坂46”。オーディション募集締め切りに先駆け、9月17日に名古屋会場にてオーディションセミナーが開催された。
今回、名古屋や大阪、東京の3都市で計4回にわたり実施されたこのオーディションセミナーには、会場ごとに異なる坂道メンバーが登壇。青葉坂46オーディションへの参加を検討する大勢の参加者を前に、各メンバーが自身のオーディションにまつわる過去の経験や当時の心境などを語りながら、参加者たちへアドバイスを届けていった。
名古屋会場に登壇したのは、乃木坂46の遠藤さくらと井上和。8年前に坂道合同オーディションを受けて乃木坂46の一員となった遠藤は、自身もオーディションセミナーに参加したことがあると口にし、「会場は違うけど、後ろの端っこのほうに座っていたので、人と人の隙間から見えるメンバーを必死に探しながら見ていた記憶があって。なので、今ここにいる子たちが、昔の自分を見ているみたいです」と感慨深げに語る。
そんな2人がオーディションを受けようと思ったきっかけを尋ねられると、遠藤は「単純に乃木坂46が、坂道グループが好きだったから受けたかったんです。オーディション自体も初めてで不安もありましたが、母に相談したら『応募するだけしてみれば』と背中を押してくれて。それが大きかったと思います」、井上は「乃木坂46が好きだったからという気持ちと、当時高校2年生で、具体的に将来の進路のことを決めなきゃいけなくなって、いろいろ悩んでいるときにオーディションの開催を知って、やってみたいという気持ちが湧き出てしまって。ただ、私はさくらさんとは逆で、親にはすごく反対されました。締め切りの前日まで反対されたんですが、それでも受けたいんだっていう強い意志を伝えたところ、『そこまで言うならやってみなさい』と許しをもらえたんです」と、それぞれ異なる境遇を伝える。
歌もダンスも未経験だった2人だが、オーディション応募後はそれぞれ審査に向けていろいろな準備に取り掛かった。遠藤は「ダンス審査に向けて、YouTubeで乃木坂46のミュージックビデオを観て振りを真似したりしました」と苦手なダンスと向き合い、井上は「私は当時、絵画教室に通っていたので、特技審査に向けて何度も絵を描いて、(話すことも)作文用紙に一言一句書き出して」と自身の経験を述懐。オンラインでの審査については、井上は「大体の方が家で受けられると思うんですけど、持ち時間も限られているので、私は言葉ではなく視覚からアピールしようと思って、何百冊も持っている漫画が並ぶ本棚を前で審査を受けました。そうすれば『この子は漫画が好きなんだ』と伝わるんじゃないかと思ったんです」と自身の工夫について打ち明ける。
オーディション合格後について問われると、遠藤は「それぞれの坂道グループの振り付けを覚えるとなったとき、ダンスが全然覚えられなくて。体の動かし方もわからないし、どうすればいいかわからない状況が続いたんです」と当時の不安について振り返る。しかし、「苦手なこともちゃんと時間かけて丁寧にやっていけば、次第にできるようになってくるので、諦めずにやってよかったなと思います」とダンス未経験でも努力次第で結果が伴うことを伝える。加えて、「私は坂道合同オーディション出身なので、レッスン期間は今櫻坂46で活躍している山﨑天ちゃんとか、同じ乃木坂46の筒井あやめちゃんとかと仲良くなって。特にあやめちゃんは同じ愛知出身で、レッスンの行き帰りの新幹線も一緒だったので、すごく心強かったです」と周りの仲間に助けられたことも明かした。
一方で井上は、「乃木坂が好きだったからこそ、あまり自分は乃木坂らしくないなと思っていました。それが凄く怖くて。合格した嬉しさもあったけど、『そんな自分が受かってしまった』という、(乃木坂46が)好きだからこその感情も芽生えてしまって。でも、先輩方もスタッフさんもファンの皆さんも、坂道グループに関わってくださっている人たちってすごく温かくても優しい人たちばかりなので、そういう不安は皆さんも抱かなくて大丈夫だと思います」というファンだったからこその感情を吐露。そして、「最終オーディションが終わって合格したあと、面談のために待ち時間があったんですが、そのときに同期が『カードゲームしようよ!』と誘ってくれて。ある子は『おなか空いたから、ポテト買ってくる』と言い出して、空気が緩んだ記憶があります(笑)」と遠藤と同様に同期に助けられたと語る。
愛知出身の遠藤は、グループへの加入が決まった際の上京についても、「ずっと愛知で過ごしてきたので、東京で生活することが本当に想像できなくて。でも、実際に上京してみると、東京には本当に新しいことが溢れているので、『こんなに自信のない私でも、ちょっとはやっていけるんじゃないか』と思わせてくれて、新しい扉が開いた感じがしました。なので、東京に行ったことがなくて今は不安だという人も、そこまで心配しなくても大丈夫だと思います」と当時の心境をセミナー参加者に伝える。
最後にこの日のセミナー参加者、そして応募するか迷っている人に向けて、井上は「応募するときは怖さもあるし、その一歩で何かが変わってしまうかもしれないという不安もあると思うんです。私もこの世界に入って、大変なこともしんどいなと思うこともたくさんあったけど、同じくらい楽しいことも嬉しいこともあったので、一度も後悔していません。ちょっとでも興味を持ったら、怖がらずに飛び込んで来てほしいなと思います」とエールを送る。続けて、遠藤は「このセミナーに行きたいって思って応募してくれたり、青葉坂46がすごく気になって応募してくれたことに対して、心の底からありがとうございますと伝えたいです」と感謝を口にしてから、「素の自分で、ありのままの自分でオーディションを受けてほしくて。ここに未来の坂道を一緒に作るメンバーがいるのかなと思うと、私もすごく楽しみです。応援しています」と背中を押す言葉を送り、セミナーを終えた。

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